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未解決でも凶悪事件でも転売される【事故物件】そのウラ事情とは

昨年のお話しです。千葉県千葉市某区のとある豪邸をヤフオクで出品して話題になったのはご存知でしょうか?

値段は約760万円~と、非常に安く出されていました。築23年と新しくはないが、十分住める状態だとの事です。

場所は土気駅まで徒歩30分。駅からは少し距離がありますが、実際とても住みやすそうな閑静な住宅街です。

周りの家も立派だったが、その中でもこの物件は際立って、豪華な建物だったのです。

事故物件が”再生”される仕組みとは?

なぜ安いのか、それには分かりやすい理由がありました。2014年の1月、住人の男性が、何者かに胸を刺されて死亡していたのです。つまり、【事故物件】だったのでした。

実際、事故物件がこのような形で処理されることはあるのでしょうか?事故物件サイトでおなじみの、大島てるさんは次の様に述べました。

「豪邸が事故物件になった場合、遺族は物件を処理するのに苦労します。そもそも豪邸を買う人は、お金持ちなので、値下げをしても、アパートを値下げするほどの効果は出づらいです。高い買い物ですから『事故物件ならいらない』と思われたら、いくら値段を下げてもスルーされます。また高過ぎると、そもそも買える人が限られます。そこで、告知義務をあやふやにするためと、買える人を増やすための、2つの意味から、敷地を細かく分割して販売することがあります」

たとえば似たようなケースでは、東京都板橋区の大豪邸の事故物件で、持ち主は相続税の物納をしました。

そしてその後、物件は不動産業者を転々として最終的には分譲して販売されたそうです。現在では真新しい、建売住宅が並んでいるとの事です。

話は戻りますが、結果的にオークションで不動産業者が約1111万円で落札しました。

先程の板橋区のケースと同じように、不動産業者によって分譲されるかと言われていましたが、「セミナーハウス」「宿泊所」として貸し出す予定との事です。

というのも、セミナーハウスや宿泊所の場合、「告知義務」が課せられないとされているので、ユーザーにウソをつかずにお金を得ることができます。

当然ですが、気づいたユーザーにクレームを言われる可能性は高いです。

ちなみに板橋のケースでは、土地がとても広かったために、実際に人が亡くなった場所は含まれていませんでした。

人が亡くなった建物を取り壊してしまい、基礎工事からやり直したならば、たとえ事故物件だったとしても関係ないと思う人もいるかもしれません。

今回もそこまで広い物件ではないが、建て直したなら、事故物件だと知った上でも、住んでもいいという人が現れるかもしれません。

実際世の中には事故物件だと知った上で、事故物件に住んでいる人はたくさんいます。

勿論その理由の多くは値段が安いからですが、事故物件に住みたくて住んでいる人もいます。それは自由なのですが、今回の物件の場合、この事件が『未解決事件』だということです。

実は犯人が捕まっていないのです。未解決のまま風化されて、転売されていたのです。

被害者は玄関で刺され亡くなり、凶器も見つからず、周りの住人からも有力な手がかりは得られていない。犯人は野放し状態です。

現実としてそういう物件が販売されています。なので、安いからといって、何でもかんでもすぐに飛びつくのは控えたほうが良いと思います。

物件購入はくれぐれも「慎重に」、かつ「徹底的に」行いましょう。

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